投与方法
投与方法
〈同種造血幹細胞移植〉
プレバイミス®は、生着の有無にかかわらず、移植当日から投与可能です。
〈臓器移植〉
プレバイミス®は、移植後早期から移植後200日目までを目安として投与継続が可能です。
〈同種造血幹細胞移植〉〈臓器移植〉
点滴静注においては中等度又は重度の腎機能障害のある患者さんでは、定期的な腎機能検査等による観察を行います。
6. 用法及び用量
・錠240mg 顆粒分包20mg・120mg
通常、成人にはレテルモビルとして480mg(240mg錠2錠又は120mg顆粒4包)を1日1回経口投与する。シクロスポリンと併用投与する場合にはレテルモビルとして240mg(240mg錠1錠又は120mg顆粒2包)を1日1回経口投与する。
通常、小児にはレテルモビルとして以下の用量を1日1回経口投与する。
・点滴静注240mg
通常、成人にはレテルモビルとして480mgを1日1回、約60分かけて点滴静注する。シクロスポリンと併用投与する場合にはレテルモビルとして240mgを1日1回、約60分かけて点滴静注する。
通常、小児にはレテルモビルとして以下の用量を1日1回、約60分かけて点滴静注する。
7. 用法及び用量に関連する注意 −抜粋−
・錠240mg 顆粒分包20mg・120mg
〈効能共通〉
7.1 経口剤(錠剤及び顆粒剤)と注射剤は医師の判断で切り替えて使用することができる。なお、体重30kg未満の小児では、切り替える際に用量の調節が必要となる場合がある。
7.2 サイトメガロウイルス血症又はサイトメガロウイルス感染症が確認された場合には、本剤の投与を中止し、サイトメガロウイルスに対する治療等、適切な対応を行うこと。
・点滴静注240mg
〈効能共通〉
7.1 経口剤(錠剤及び顆粒剤)と注射剤は医師の判断で切り替えて使用することができる。なお、体重30kg未満の小児では、切り替える際に用量の調節が必要となる場合がある。ただし、臨床試験において注射剤の長期投与の経験はなく、注射剤の添加剤ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンは腎機能障害のある患者で蓄積し、腎機能の悪化等を引き起こすおそれがあることから、注射剤の投与は最小限の期間とし、経口投与可能な患者には、経口投与を選択すること。
7.2 サイトメガロウイルス血症又はサイトメガロウイルス感染症が確認された場合には、本剤の投与を中止し、サイトメガロウイルスに対する治療等、適切な対応を行うこと。
・錠240mg 顆粒分包20mg・120mg 点滴静注240mg
〈臓器移植〉
7.4 移植後早期より投与を開始し、投与期間は、患者のサイトメガロウイルス感染症の発症リスクを考慮しながら、移植後200日目までを目安とすること。ただし、レテルモビルは主に肝を介して消失するため、移植後に肝機能が安定しない場合、血漿中濃度が上昇するおそれがあることから、投与可否を慎重に判断すること。
プレバイミス®錠240mg 顆粒分包20mg・120mg電子添文、2025年3月改訂(第5版、用法及び用量変更)
プレバイミス®点滴静注240mg電子添文、2025年3月改訂(第5版、用法及び用量変更)