殺菌作用
殺菌作用
MRSAの臨床分離株において、キュビシン®は30分以内に菌量を1/1,000に減少させました。(in vitro)
●複雑性皮膚・軟部組織感染症臨床分離株(MRSA Strain 1410)に対する殺菌活性
【実験方法】
複雑性皮膚・軟部組織感染症患者から分離した1株のMRSA(Strain 1410)に対する抗菌薬の効果をin vitroで測定した。菌株には、それぞれ4MICの抗菌薬を接触させた。
MRSA=methicillin-resistant Staphylococcus aureus(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
CFU=colony forming unit(コロニー形成単位)
Eisenstein BI, Expert Opin Investig Drugs. 2004; 13(9): 1159-1169.
[利益相反:Eisensteinはキュビスト社(現MSD)の社員。]
国内第Ⅲ相試験で分離されたMRSA(78株)に対し、キュビシン®は抗菌活性を示し、 MIC50及びMIC90はいずれも0.5μg/mLでした。(in vitro)
●国内第Ⅲ相試験で分離されたMRSAに対するキュビシン®のMIC累積曲線
【実験方法】
国内第Ⅲ相試験において分離されたMRSA78株について、キュビシン®、バンコマイシン、テイコプラニン、リネゾリド、アルベカシン、オキサシリン※のMICを微量液体希釈法で測定した。
※国内販売中止
MRSA=methicillin-resistant Staphylococcus aureus(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
社内資料:効力を裏付ける試験(国内第Ⅲ相試験/002試験)