シルガード®9の用法・用量
用法及び用量
シルガード®9の用法及び用量
シルガード®9の用法及び用量
シルガード®9は、9歳以上の女性に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射します。通常、2回目は初回接種の2ヵ月後、3回目は6ヵ月後に同様の用法で接種します。
9歳以上15歳未満の女性は、初回接種から6~12ヵ月の間隔を置いた合計2回の接種とすることができます。
6. 用法及び用量
9歳以上の女性に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射する。通常、2回目は初回接種の2ヵ月後、3回目は6ヵ月後に同様の用法で接種する。
9歳以上15歳未満の女性は、初回接種から6~12ヵ月の間隔を置いた合計2回の接種とすることができる。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 接種間隔
7.1.1 9歳以上の女性に合計3回の接種をする場合、1年以内に3回の接種を終了することが望ましい。なお、本剤の2回目及び3回目の接種が初回接種の2ヵ月後及び6ヵ月後にできない場合、2回目接種は初回接種から少なくとも1ヵ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヵ月以上間隔を置いて実施すること。
7.1.2 9歳以上15歳未満の女性に合計2回の接種をする場合、13ヵ月後までに接種することが望ましい。なお、本剤の2回目の接種を初回接種から6ヵ月以上間隔を置いて実施できない場合、2回目の接種は初回接種から少なくとも5ヵ月以上間隔を置いて実施すること。
2回目の接種が初回接種から5ヵ月後未満であった場合、3回目の接種を実施すること。この場合、3回目の接種は2回目の接種から少なくとも3ヵ月以上間隔を置いて実施すること。
7.2 同時接種
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。[14.1.1 参照]
シルガード®9に含まれる添加剤について
シルガード®9は添加剤として、以下を含んでいます。
シルガード®9に含まれるアジュバントについて
シルガード®9は、アルミニウムを含有するアジュバント(アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩)を使用しています。これは、多くの小児および成人用ワクチンで使用されています。
【アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩使用ワクチン】
- ガーダシル®(4価HPVワクチン)
- ヘプタバックス®-Ⅱ(B型肝炎ワクチン)
- (海外) Recombivax HB®(B型肝炎ワクチン)
- (海外) VAQTA®(A型肝炎ワクチン)
- (海外) Liquid PedvaxHIB®(Hibワクチン)
- (海外) Comvax®(Hib、B型肝炎混合ワクチン)
シルガード®9に含まれる安定剤について
シルガード®9は、VLPの吸着、凝集を防止するための安定剤として、ポリソルベート80を使用しています。ポリソルベート80は脂肪酸エステルの一種であり、乳化剤(安定剤)として多くの医薬品とワクチン、または食品に使用されています。