エスラックス®の特性
エスラックス®の特性
エスラックス®は、作用発現が速い非脱分極性筋弛緩剤です。
- 国内第Ⅲ相試験において、エスラックス®の作用発現時間はベクロニウム臭化物に対し、有意に速いことが確認されました。(p<0.001、名目上のp値、t-検定)。(臨床成績のページ参照)
- 追加投与において、持続投与が可能です。
- 水溶液製剤のため、用時溶解の必要がありません。
- 重大な副作用として、ショック、アナフィラキシー(頻度不明)、遷延性呼吸抑制(頻度不明)、横紋筋融解症(頻度不明)、気管支痙攣(頻度不明)が報告されています。主な副作用(1%未満)は、浮動性めまい、徐脈、洞性徐脈、心室性期外収縮、低血圧、潮紅、上腹部痛、接触性皮膚炎、発疹、注射部位紅斑、心拍数増加、血圧上昇、血圧低下、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中ビリルビン増加、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、血小板数増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中アルカリホスファターゼ減少、血中コレステロール増加です。
副作用については、電子添文の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。