投与方法・調製方法
投与方法・調製方法
投与方法
レカルブリオ®は1日4回、30分かけて点滴静注します
通常、成人には1回1.25g
(レレバクタムとして250mg/イミペネムとして500mg/シラスタチンとして500mg)
を1日4回、30分かけて点滴静注する。
6. 用法及び用量
通常、成人には1回1.25g(レレバクタムとして250mg/イミペネムとして500mg/シラスタチンとして500mg)を1日4回30分かけて点滴静注する。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 腎機能障害のある患者[クレアチニンクリアランス(CLCR)が90mL/min未満]に対しては下表を参考に本剤の用量を調節すること。また、腎機能が変動している患者では、CLCRを確認すること。[9.2、16.6.1参照]
† Cockcroft-Gault式により推定したCLCR
‡ いずれの用量も30分かけて投与する。
7.2 CLCRが15mL/min未満で血液透析をしていない患者における臨床推奨用量の根拠となるデータは得られていない。
調製方法
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 本剤は静脈内投与の前に希釈すること。
14.1.2 本剤は水溶性が低いため、以下の希釈手順に従うこと。
(1)本剤1バイアルにつき、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液100mLの点滴バッグから注射筒2本にそれぞれ約10mL抜き取り溶解用液とする。本剤は、乳酸塩とは化学的に不安定であるので、乳酸塩を含んだ溶液に溶解しないこと。
(2)1本目の溶解用液約10mLをバイアルに加えて溶解する。この溶解液を直接投与しないこと。
(3)溶解液をよく振り混ぜた後、溶解液入りバイアルから全量を抜き取り、残量約80mLの点滴バッグに注入し、希釈する。
(4)空のバイアルに2本目の溶解用液約10mLを加えてよく振り混ぜ、バイアル内に薬剤が溶け残っていないことを確認した後全量を抜き取り、点滴バッグに注入し、希釈液が澄明となるまで振り混ぜる。
14.1.3 腎機能障害のある患者(CLCRが90mL/min未満)に対して用量調節を行う場合は、手順に従い希釈液を調製した後、点滴バッグから下表を参考に余剰分を抜き取り、廃棄すること。
1)本剤1g(レレバクタム200mg、イミペネム400mg、シラスタチン400mg)
2)本剤0.75g(レレバクタム150mg、イミペネム300mg、シラスタチン300mg)
3)本剤0.5g(レレバクタム100mg、イミペネム200mg、シラスタチン200mg)